日本一低い百名山筑波山
JUGEMテーマ:山行記録
報告者:はじめちゃん
年月日:2017/9/24
山 域:筑波山
天気:晴れ
コースタイム
[1日目]
8:40 筑波神社入口
9:50 御幸ヶ原
10:10 男体山
10:50 女体山
11:40 弁慶七戻り
12:50 筑波神社入口
すっかり秋モードの今日この頃。茨城県にある日本一低い百名山・筑波山に行ってきました。同行者O君の車に乗せてもらい、予定より少しだけ早く着きました。駐車場に停車してある車の数はまだまばらです。木陰に車を停め、ザックをかついで、登山口の筑波山神社で、安全無事な登頂祈願を・・・と言っても、標高は877m。六甲山や愛宕山より低いんです。山行というよりハイキングやな、そんな思いで出発です。
登り始め、やけに気になったのが、一か月程度遅れた感のあるつくつくほうしの大合唱。関東のセミは、しぶといのか、この時期になっても元気みたいです。
陽の入り込まない木陰の山道は、段差が大きく、歩幅に合っていないところも多いです。20分ほど登ったくらいだったでしょうか、登山道と並行して走る午前9時始発のケーブルカーがさっそうと横を駆け抜けていきました。シャッターチャンスは逃してしまった。
この後も、比較的急な坂が続きます。
階段が見えれば、山頂まで間もなくという言葉通り、ケーブルカーの終点展望台(御幸ヶ原)に到着。
「ゆっくりしたペースだな。息、あがらんかったよ。先に駆け上がってくれてもよかったんよ。」すっかり関西弁は抜けてしまいましたが、けれんみのない穏やかなO君の物言いは、学生時代から二十年以上経った今も変わりません。
ここからでも、冬の晴れた日は、西のかなたに富士山が見えるそうな。さすがにこの時期では見えませんでした。しばしの休憩の後、ほんの少しだけ登って、男体山へ向かいます。
私はここで御朱印をいただきました。ありがたやー。
ここから、いったん展望台のところまで引き返し反対側の女体山を目指します。広場では、筑波山名物「ガマの油」の実演販売が。肌荒れ、乾燥肌などに効くのだそうです。
こんな看板がありましたよ。いつぞや、G兄先生にご講義をいただきました。半年以上も先の気の早い話ですが、この花が一面に咲くころ、モンテッサみんなでまた山行に行きたいですね。
これはガマ口。カエルの口の形をしているのがわかります。石を投げて口の中に入れるとご利益があるそうな。
女体山へ到着。筑波山最高峰です。雨雲がかかっていて、晴れた日だったにもかかわらず、頂上からの景色は65点くらいでしたか・・・それでも、深田久弥が1000メートル以下の標高であるにもかかわらず、百名山の一つとして外せなかった山です。写真には納まりきらない記憶に残る眺望でした。
女体山から望む反対側の男体山はこんな感じです。
ここで、記念写真といきたいところだったのですが、ちょうどケーブルカーがたくさんの観光客をつれてきたところだったみたいで、瞬く間に山頂付近はごった返し、それどころではなくなりました。残念・・・
ここからの下りが、登りの客とすれ違いに苦労し、渋滞でなかなか進みません。親子連れのハイカーが多いのが、この山の特徴です。母胎をイメージしたこの岩では、こんなことになっていました。
弁慶が、通るかどうか、七回考えて、ようやく通ったという名所「弁慶七戻り」です。このあたりも、東日本大震災の被害はかなりのものだったと聞きましたが、この石は落ちなかったそうです。自然の力は素晴らしい!!!
ここからがなだらかな長い下りが始まるのですが、なめてかかってトレランシューズだった私は、ぬかるんだ山道で、三回ほど尻もちをつく羽目に。また、O君も、足の古傷が登りより下りで響くらしく、苦戦していました。したがって、これ以降は無言になってしまい、写真も残せていません。悪しからず・・・
筑波神社入口のところにたどり着けた私には、達成感というより安堵感が。何はともあれ、筑波山にモンテスの楔を打ち込めたことは、少しだけ誇りに思います。
来年は、日光白根山とか、そんな話もしていましたが、実現すればいいですね。
(おしまい)
- 2017.10.01 Sunday
- 個人山行
- 22:21
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- by はじめちゃん
またもや100名山制覇ですね♪
お疲れ様でした。