のんびりたっぷり双六!!
JUGEMテーマ:山行記録
報告者:おばじゅん
年月日:2017.8.11.〜13.
山域:北アルプス 双六岳/樅沢岳
天気:雨時々曇り時々晴れ
メンバー:おばじゅん
コースタイム
11日(金)行動時間:1時間10分
13:35 新穂高温泉バス停
14:45 わさび平小屋[小屋泊]
12日(土)行動時間:9時間30分
5:30 わさび平小屋
6:40 秩父沢
7:50 シシウドヶ原
9:00 鏡平山荘
10:00 弓折乗越
12:05 双六小屋(休憩40分)
〜稜線ルート〜
13:40 双六岳
〜中道ルート〜
15:00 双六小屋【小屋泊】
13日(日)行動時間:7時間40分
4:00 双六小屋
4:45 樅沢岳
5:30 双六小屋(休憩50分)
7:40 弓折乗越
8:20 鏡平山荘
9:00 シシウドヶ原
9:55 秩父沢
10:50 わさび平小屋
11:40 新穂高温泉バス停
今年の夏季休暇。
このままどこにも行かずに終わってしまうのも惜しい気がして、どこか行けるところはないものかと考える。
ここなら自分なりのペースでゆっくり楽しめるんじゃないかと双六行きを決定する。
自分一人だと思うと、いろんなことがマイペース。
時刻ぎりぎりの電車に無理やり飛び乗ったり、あえて乗り過ごしてみたり…。
本当は目的地に直行と思っていたのだが、バス乗り継ぎ先の高山でお昼ご飯を食べ、少し散策。
お昼ご飯をいただいたお店では、大きなザックを持っていたせいか、「バスの時間は何時?」とバスに間に合うように気遣ってくださったり、なんだか心がほっこり。
お腹も満たされたところで、新穂高温泉行きのバスに揺られる。
新穂高温泉に到着すると、さすがに昼過ぎに下車する人は私を含めて2人。
少し緊張しながら、登山指導センターに登山届を提出し、とぼとぼと歩き始める。
数名の人が抜きつ抜かれつしながら、程良い距離感で歩いていく。
途中、笠新道の登山道に差し掛かり、『今朝じゅんやんさんがここから登って行ったんだなあ〜!』と思いながら、じっと眺める。
それから少し進むと、わさび平小屋に到着。
さっさとお風呂に入り、少し寝不足気味だったので、しばし仮眠。
しかし、うっかり寝過して夕飯の開始時間から20分も遅れてしまい、あわてて食堂へ。
もうみなさん食べ終わりつつある中、急いで食べたので全く食べた気がしない。
だいぶ疲れてるみたい。明日が不安と思いながら、就寝。
翌朝、起きてみると意外とすっきりと体調も悪くない。
青空の見える早朝。わさび平小屋をあとにする。
小池新道は、登りが続き苦しい場面もあるけれど、登山者も多く、不安なく歩けた。
秩父沢やシシウドヶ原を抜け、お目当ての鏡池へ。しかし、ガスで槍ヶ岳は見えず。
槍ヶ岳が見えなくても、幻想的な景色が広がっている。
だんだん、雲行きが怪しくなってくるが、なんとか天気はもったまま、歩き続ける。
そして、やっとのことで、弓折乗越に到着し、ちょっと座ってご飯でも食べようかと思った瞬間!
ポタ、ポタ、ポタポタ????なんとか、雨もつかな?なんてのんびり構えていたら、急に大粒の雨がザアアアアアアー!!!
慌てて、ザックの中からレインウェアを探し出し、急いで着衣。まだ、ご飯食べてなくてよかった。
それから、大雨が続き、ご飯を食べる機会を失いつつ、仕方なく雨の中を歩いていく。
それでも、少しずつ雨脚が弱まり、ほっと一息ついた矢先、今度は、フゥッとガスが晴れ始め、わあ〜!
対面の山々がうっすらと顔を出し始める!!
槍が見える!!
あの大雨でテンション下がりまくりだったのに、急に元気なってしまった。
元気を取り戻し、稜線歩きを楽しむ。
そうこうしているうちに、本日の宿泊先『双六小屋』が見える。
テン場がカラフルできれい。
小屋の受付を済ませ、少し休憩をはさみ、双六岳へ。
ガスが出て、誰もいなければ、とってもさみしい道中だけど、同じくソロで登っている女性が前を歩いてくれていたので、心強かった。山頂はどこ?とちょっと不安になりつつ、広い稜線をどんどん進む。
山頂近くになると、人の声が聞こえ賑わっている様子が伝わり、心がほっとする。
山頂到着。雲の間から見えるほんの少しの青空に癒される。
もう少し先の三俣蓮華岳にも行ってみたかったな。
今回は時間がないので、中道ルートを通り、小屋へ戻る。
小屋の部屋は、別館の女性部屋。同部屋の方とのおしゃべりの花が咲く。
明日は、朝日に染まる槍ヶ岳を観に樅沢岳へ。
翌朝、小屋弁当を準備してもらって、夜が明ける前に出発。
樅沢岳につくと、空が明るくなり始める。
そして、西鎌尾根から続く槍ヶ岳が赤く染まる。
このまま稜線をずっと歩いていきたい気分になる位、美しい。
下山時刻を気にしつつも、帰りたくない気持ちでいっぱいだが、樅沢岳をあとにする。
その後、下山開始すると、山に雲が上がってきて、すっかり山並みは見えず、残念な稜線歩き。
と思いきや、昨日のゲリラ雨地点の弓折乗越にてまたも奇跡が…。
雲に包まれ、景色が見えない中、樅沢岳で食べそびれた小屋弁当を食べていると、一瞬のうちに雲が晴れ、槍ヶ岳が…。
そして、いいタイミングでまた雲隠れしたので、鏡平山荘に歩みを進める。
鏡池は昨日とうって変わって快晴!!
青い空と鏡のように透き通った水面が美しい!
後ろ髪引かれながらも、その場から歩みを進め、下山。
はじめてのソロアルプス山行、新たな発見と楽しみ方を見出せそう!!
のんびりたっぷり真夏のアルプスを満喫しました。
- 2017.09.26 Tuesday
- 個人山行
- 03:34
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- by おばじゅん
アルプスのソロも体験♪
今年はかなり力が入ってますね!!